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□■□■□ 【七緒のスチャラカ★介護日記】
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□■□■□──────────────── 2003.08.05 ── Vol.0052 ──

       左半身マヒとなった父ヨシオ。母ヤスコと長女・七緒が自宅での
       介護を決意した!お気楽3人家族の、手探り介護マガジンです。
──CONTENTS──────────────────────────────
       ●スチャラカ日記 『徒然トイレトーク』
       ●今日の母ヤスコ
       ●編集後記
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□■□……… スチャラカ日記 『徒然トイレトーク』 8月3日 ……□■□
 
 ここしばらく長文が続いたので、今日は徒然なるままに、トイレトークで。

 関東地方もようやく梅雨が明けた先週末、各地で花火大会が開かれた。私は毎
年、Tさんという恩人の家で、花火見物させていただいていたが、諸事情により
今年は伺えない。かと言って、混み合う川岸に出かけて行く元気も無いし、せっ
かくの夏本番なのに、ちょっと寂しい。

 友人Sちゃんとの会話。
七緒  「今年は毎年恒例の花火が見られないので、家で浴衣ナイトをすること
     にしたよ。せっかく母にも縫ったことだし、枝豆とビールでさ」
Sちゃん「浴衣ナイトかぁ。ははは。いいかもね!ご両親連れて、地元の花火大
     会でも行けばいいのに」
七緒  「う〜ん、行きたいのは山々だけど、トイレがねぇ…」
Sちゃん「あぁ〜。トイレか。健常者でも、花火のトイレは大変だもんね…」
 
 そうなのよ。何が大変かって、やっぱりトイレ。

 なにしろ花火を上げるんだから、会場は川岸とか湖畔とか、自然のままの環境
が多い。バリアアリー全開だ。もちろん舗装された道路もスロープも期待できな
いし、薄暗い所を大勢の人が右往左往する。中学生カップルが、手をつなぐ理由
付けには、もってこいな状況だけど、車椅子には過酷この上無し。

 極めつけにトイレは、仮設のボックスがいくつか置かれているだけ。そこへ
しこたまビールを飲んだ酔っぱらいが長蛇の列を作る。もう完全にアウト!

 でも、ちゃんとお膳立てすれば、見られないこともないかな…、と気付いた。

 なにも蚊に食われる川岸や海辺に出て行かなくても、きっと近くにリバー
ビューやオーシャンビューを売り物にしている、レストランやホテルがあるはず
だ。それをちゃんと調べて、花火の見える席を、半年前からでも予約しておけば、
不可能じゃないかも!?

 さらに!幸いにしてヨシオ家は首都圏なので、ちょっと足を伸ばして、東京の
神宮球場花火大会なら、問題無し!指定席で車椅子スペースを確保できるはずだ
し、トイレも車椅子用が数カ所はあるでしょ、いくらなんでも。

 よし、来年こそは、その戦法で父母と花火に行ってみるか!?
…と、ひとりで意気込んでいると、
「今まで散々、日本全国あちこちの花火大会を見てきたから、もういいや」と、
父ヨシオ。おお〜い!そんな寂しいこと言わないで〜〜!せっかく戦う気まんま
ん(?)になってきたのにさ。
 ま、いいや。来年また花火が恋しくなる頃、企画を持ちかけてみれば、行く気
になるに決まってるからね!

 トイレネタ、もうひとつ。
 
 2週間に一度通っているリハビリ病院の、道路を挟んだ向かい側に、最近、
和食レストランができた。有名なチェーン店では無いけど、和食系のファミレス
みたいな感じ。仮にA店としておこう。
 
 ある日のリハビリの帰り、丁度お昼時なので、そこへ寄ってみることにした。
駐車場へ車を入れても、車椅子用のスペースは無い。入り口こそ階段の脇はスロ
ープが付いているものの、イヤな予感。
「なんだか、車椅子トイレは無さそうだよ。待ってるから、ちょっと偵察に
行って来てよ」と、母ヤスコに頼む。
「ええ〜?だって、リハビリ病院の目の前なのよ?それくらい作ってあるでしょ
う!?」「う〜ん、微妙だね。とにかく訊いてきて!」

 待つこと数分、母がブリブリしながら帰ってきた。

「全くバカにしてるわよ!ありゃしないわよ!!思わず店員に言ったわよ。
『目の前がリハビリ病院なんだから、車椅子のトイレくらい作るのが当たり前
でしょ?そうしたら患者さんや家族が、喜んで沢山来るわよ』って。そしたら、
殊勝な顔して『貴重なご意見ありがとうございます』だって。そんな気さらさら
無いくせしちゃって!!」

「ん〜〜、やっぱりね。きっとそうだろうと思った。ここは霊園が近いから、
法事もできるように、お座敷もあるみたいだよ。だったらお年寄りも子供連れも
いっぱい来るだろうから、ファミリートイレのひとつくらい、作っておけばいい
のに。今時、それくらい考えないなんて。A店、お客減らしたね」

 床がフラットで、車椅子でも十分入れるお店は、沢山ある。でも、トイレがま
だまだダメだ。確かにスペースは取るけど、障害者やお年寄りや、小さなお子さ
ん連れなどには、絶対に喜ばれるのにな。そういうお店は、きっと口コミで広
まって、流行ること間違い無しだと思うんだけどな。
 
 A店、ほんのちょっとケチった為に、ヨシオファミリーを敵に回したよ。きっ
と口コミで広まっちゃうな〜。もとい、広めちゃうな〜。A店、ダメダメです。
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■□■…………………………… 今日の母ヤスコ …………………………■□■
 
 夏休みに入り、孫が遊びに来た。ヤスコおばあちゃんとお風呂に入って、お庭
で花火をするんだ!と、張り切っているナッチ・3歳。
 晩ご飯を食べ終わり、暗くなるのを待っている内に、眠くなってしまった。
「あらあら、大変!じゃ、お風呂入りましょ」と、慌ててナッチをお風呂に連れ
て行く母ヤスコ。

 ナッチは丸裸になると、いきなり浴槽に飛び込もうとしたらしい。
「ちゃんと身体洗ってからよ〜」と、浴槽のお湯を汲んでナッチに掛けた途端、
「わあ〜〜!冷たい!これじゃ風邪引いちゃうよ〜」
「あらっ!?ちゃんと沸いてなかったわ!ナッチ、ごめんごめん!」

 追い炊きをしていたものの、お湯が適温に沸いたかどうか確認するのを忘れ、
ナッチにぶっ掛けてしまったらしい。 
「でも、お水じゃないわよ!お父さんが昼間入った後だから、ある程度温度は
残ってたわよ!」と、言い訳する母。災難だったのはナッチだ。風邪を引かなく
て本当に良かった。可愛い孫を、大ボケの犠牲者にしないよーに!!
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■□■…………………………… 編 集 後 記 …………………………■□■

 8月5日は、父ヨシオの65回目のお誕生日なのです。おめでとー!60歳の
還暦で子供に戻るのだから、今は5歳だね。5歳の小さなヨシオ君だから、
ちょっとくらい我が儘言っても、しょうがないか?本当に5歳の孫は、父より
もっともっと大人だけどね。

 楽しい浴衣ナイトの様子は、ホームページのひとこまマンガで、ご覧いただけ
ますよ〜。母ヤスコの浴衣姿へ、レッツ・アクセス!!
 ↓   ↓   ↓   ↓   ↓
http://www004.upp.so-net.ne.jp/nanao-77/
 
●今日の格言 『暑い日は、朝からチューブかビーチボーイズでノリノリ!』
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